毎日が実験だ!

学校の先生のために、理科・授業記録・iPad活用について書いています。

教師の仕事を早く終わらせる方法

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教師をやってるけど仕事が終わらなくて定時に帰れないよー。時短のたくさんテクニックはあるけど、すぐにできて特別な知識もいらない方法はないかな?

 

 

 

朝、来て何してますか?

 朝、学校に到着して何をしてますか?コーヒーを飲む。パソコンの電源をつける。談笑する。ボーッとする。みなさんはおーどれでしょうか?

今日は、早く仕事を終わらせるための方法を紹介します。

気付いたら、あれもあった、これを忘れてた。所見が書けない、を無くす方法です。



仕事を早く終わらせる方法

  1. 手帳などの上半分にtodoリストを表で作る。
  2. 1のリストに優先順位をつける。
  3. 下半分にその日あったエピソードやメモを記録する。

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写真のように、16マス表を作ります。表の左上に日付を書いて終了です。かかる時間は30秒です。続けていると、表を書くのが好きになってきます。あ、真っ直ぐ書けたな。って風に。私は、この表を書くと仕事のスイッチが入ります。

次に、その表の中に一日やること全てを書き出します。余計なことは考えずに、仕事の大小は考えずに書いてみましょう。書くことが多いと忙しい一日だなぁとか、逆に少ないとあれ?今日はわりと暇だな、と見通しがたてられるようになります。

 

  次に、優先順位をつけます。私の順番規則は、

①5分で終わるもの

②〆切が近い、校務のこと

③授業のこと

④早めにやると楽なこと

です。これが終わるまで5分もかかりません。

 

最後に、その日あったことやメモや生徒の記録をエピソードとして下の段に書き込みます。

 

A君、〇〇をしているときに「▲▲」と言っていた。

B君、、、、

C君、、、 

 

というような感じで、3人くらいを具体的に書くといいと思います。

 

やってみてどうなったか。

そもそもこの方法を始める前は下の3つのような状態でした

  1. 仕事の全体が見えず行き当たりばったりになっていた。
  2. 仕事の順番が整理できずにごちゃごちゃになっていた。
  3. 大人しい目立たない生徒の所見や面談のネタに困っていた。 

それまではtodoリストを付箋紙に書き出して、机やパソコンに張っていました。ただ、あれだと付箋を無くしたり、いつ書いた付箋か分からなくなる。なんてことはしょっちゅうでした。

 

それが、やってみて下の3つのようになりました。

  1. 部活がないときは、遅くても18時に帰れるようになった。
  2. やり忘れがないか怯えなくなった。
  3. 所見で書くことない、、、が少なくなった。

 

全体を一覧できるって安心します。

授業でも仕事でも。やることが分かっているから、すぐ取りかかれる。すると、無駄な時間が消えて、気づくと早く帰れてる。そんなサイクルです。

 

また、下の段にエピソードを記録し続けると、ネタが増えます。生徒の実態をみよう!と思って見るより、エピソードを書くために、今日はこの生徒を1日観察しよう!の方が書きやすいです。それを2ヶ月も続けると、1クラス分なんてあっという間です。このお陰で、所見の仕事は〆切の1週間前に終わるようになりました。エピソード凄まじ。

 

 

 早く帰るには、仕事の量を減らすか、効率を上げるの2つしかありません。今回紹介した方法は効率を上げるための手帳術です。みなさんが少しでも早く帰って、豊かな心で学校に出勤できることを祈っています。一緒に頑張りましょう!